しがないエンジニアが綴るブラック企業での奮闘記まとめ
ブログ形式だけど上から下に読んでいってね

その日は初の出社だった
中途だから年度末とか関係なし
オレはエンジニア枠での採用だったので当然部署は開発部のとあるチーム
初日だし上司になる相手と色々話さないとなーメンドクセェ、と思ってたら

…社長がいた

次の日は社長いなかった
Aさん（同僚男）によれば社長は結構頻繁に開発室へ来てるらしい
経営は誰がやってるんだ？
聞いたら「副社長じゃね？」って答が返ってきたんだが

名ばかり管理職じゃなかったのか…！

凄い会社だなぁ（色んな意味で）と思いながら二日目終了

そろそろ本題に入ろうか
海馬コーポレーション社員だが、もう駄目かもしれない
正直この企業ブラック過ぎる

まず、勤務時間が異常
デスマーチってレベルじゃない
家って何それ美味しいの、なんて目じゃない
睡眠って何それ美味しいの状態
下っ端エンジニアだからと思うだろ、社長もなんだぜ…
っていうか、社長頼むよ帰ってくれよ
下っ端なオレには社長より先に帰るとか無理過ぎる

ところで社長は何を組んでるんだ…？
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ブルーアイズの動作フレームだった

それ、完成済みじゃありませんでしたっけ

オレが段々慣れてきた頃、新規の案件が入ってきた
I社からの受注で映像処理システム
I社とは過去にも何度も取引があるらしく話が簡単にまとまる
パッケージ品の改変でいけるということになったからデスマーチもなさそうだ

と、思ったんだけどな…

デスマーチも無くトラブルも無く開発が順調に進む
納期にも余裕がありそうだった、納品予定日一週間前までは

納品日を目前にして急な仕様変更を要求される

…うん、お察しの通り社長から

オレたちは勝利した！死の行進との戦いに！
納期ギリギリで何とかシステムが完成
社長のお陰で完成度超高い
ソリッドビジョンとモニタ上の陰りが連動して動く徹底振り

綺麗だろ、これ…携帯ゲーム用のモジュールなんだぜ

オレの正体は多分平気、だと思う
似たようなことやってるチームも同時期に入った中途者も結構いるしな

そして採用から半年
オレはあることを知ってしまった
そしてこれはもう辞めるしかないと決心
何だかんだ言って給料は良かったから惜しむ気持ちはあるけどもう無理
だってこの企業ブラック過ぎる
噂に過ぎないと思って信じてなかったけど
実はくろふｋ