TOKO chinemas

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星TOKOシネマズ編のWebパンフレットです。
星会話部分の(科白)はインタビュアの、「科白」はインタビューを受ける側のもの。
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 Chapter 00

TOKOchinemasロゴ TOKO chinemas ロゴ。

オープニング オープニングはドローイングで始まった。

タイトル 映画タイトルの文字は、M&Wのカードの文字をイメージして決められた。

 Chapter 01

海馬瀬人

ナレーション:
この作品は、世界で躍進を続ける海馬コーポレーションの総帥にして技術者である海馬瀬人に関する、“ハーフ”ドキュメンタリである。
何故“ハーフ”? 簡単なことだ。
「ドキュメンタリ? 勝手に撮れ、協力はせん」
本人の協力が得られなかった、そのためである。
本人の協力は得られなかった。そこで、この映像へは彼の周囲の人々にご登場いただいている。私が彼らに聞いたことはただ一つ。
誇り高きデュエリストであり、世界に名だたる一大企業の社長であり、極一般的な高校の学生であり、自ら社の広告塔を勤める役者である、海馬瀬人とは、どんな人物なのだろうか?

 Chapter 02

as Duelist 武藤遊戯

「デュエルって言うのは。大まかに分けて二種類ある」
(二種類?)
「勝ちに行くデュエルと遊ぶためのデュエルさ」
(海馬瀬人のデュエルは、キミから見たらどっち?)
「アイツは、間違いなく勝ちに来てる。けど、そのくせデッキは遊び要素が多いんだ。ファンデッキだしな。ブルーアイズとかウイルスとか。絶対抜かないだろ。入ってると分かってれば対策は容易になるのに」
(キミも黒魔術師を入れっ放しじゃなかったっけ?)
「オレは融合や儀式で、ブラックマジシャンの派生系を使ったりもする。補助カードは毎回大幅に入れ替えてるしな。アイツがオレに勝てないのは、そこのところも原因だ」
(言うね)
「まあな。けどそれでいい。アイツがブルーアイズを使わなくなったらオレはビックリする。多分、観客もだ。それに……オレにくらい負けておけばいいさ。倒す相手がいなくなると、退屈で死ぬタイプだろ、海馬は」

 Chapter 03

as CEO of Kaiba Corporation 海馬モクバ

「海馬コーポレーションという企業は。兄の夢と理念と、それから頭脳で成り立っている。常識で考えたらとんでもないワンマン経営だ。尤も、うちは常識的な企業ではないけど」
(高校生と小学生がツートップ)
「そう。それと、利益を度外視してでも理念を追い求める姿勢と」
(海馬ランド計画と福祉事業だね)
「ああ。いや。そう思われがちだけど、海馬ランドは、あれは採算が取れてる。福祉は、まあ、これはそうかな。ともかく、方針を理解してくれる株主が多いのは有り難いね。だから理念を貫ける」
(株といえば、今年度の、海馬コーポレーションの業績はどれくらいになりそう?)
「それはまだ言えないな。インサイダーになっちゃうからね。これが上映される頃には発表するよ」

 Chapter 04

as High School Student 城之内克也

「学校でのアイツは、拍子抜けするくらい大人しいんだ。いつも一人で本読んでたり。なんか小難しい洋書っての? そういうの」
(キミたちはデュエルじゃ仲が悪いと聞くけど、学校で喧嘩したりするの?)
「しねぇよ。アイツ学校じゃ突っ掛かってこねぇもん。名前だってちゃんと呼ぶし」
(意外だね)
「最初は、コイツ、オレの名前知ってたのかって思ったぜ。負け犬から始まって馬の骨、雑魚、凡骨……まあ、豚って言われなかっただけマシか」
(なんだって? 豚?)
「心底気に喰わねぇ奴は豚とか屑だぜ。どこの女王様だっての! #$@%ツラしやがって! だいたい」(ブツッと途切れる)
(今のところ上映できる?)
(スタッフ:無理なので編集します)
(さて、本題に戻ろう。同級生の目から見た彼はどんな人?)
「…………凄い奴なんだとは思うよ。性格が別の意味で凄過ぎて、素直に褒めらんねぇけど……」

 Chapter 05

as Actor 孔雀舞

「武藤遊戯がデュエルキングなら、海馬瀬人はキング・オブ・デュエリストね」
(デュエルキングとキング・オブ・デュエリスト? 何が違うの?)
「カリスマの方向性よ。喩えて言うなら、武藤遊戯はアスリート型で、海馬瀬人はハリウッドスター型。純粋に強さを求める人間が目指すのは遊戯だけど、ショーデュエルの世界に身を置くデュエリストが手本にするのは海馬だわ」
(なるほど。因みに、その根拠は?)
「根拠? そうね、この間のKCグランプリの開会式を見た?」
(勿論。デュエルキングの舞台挨拶を海馬瀬人が掻っ攫ったやつだね)
「じゃあ解るでしょ。『カイバ、カイバ』って。コールが凄かったわ。ショーの真髄なのよ、アレは」

 Chapter 06

Kaiba Corporation for Children 海馬瀬人
海馬瀬人

(海馬コーポレーションのアメリカ進出時会見より)
I have a dream, that one day the world will rise up and live out the true meaning of its creed. "All children are equal without regard to their parents, country, and so on." I have a dream.
One day the world gives all children moratorium against situation which force into grow up to be adult. I have a dream.
One day all children can have dreams. And the ‘one day’ will come soon. I have a dream today.
Now is the time.
(中略)
Now is the time. Let’s start giving. I bereave that we have a same dream today.

 Chapter 07

エンドロール

エンドロールの末尾に篭められたメッセージが、製作時の状況を窺わせる終わりとなった。

 Others

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TOKO chinemas 2010/04/01-