注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 パピルスの語源はパ・ペル・アアで王家のものという意味。元々はプトレマイオス朝で王家が管理していた輸出用のもののみをさす言葉で、古代エジプト人はパピルス全般のことはメフウと呼んでいました。
 パピルスは下エジプトの象徴植物だったため、下エジプトはタ・メフウと呼ばれていました。因みに上エジプトはタ・シェマウで、シェマウはスゲのこと。って、パピルスもスゲ属の植物ですけど。
 少し戻ってパ・ペル・アア。パを取ってみるとペル・アア。早口で発音するとペルアァ。繰り返し言ってみると段々聞き覚えのある単語に変化していきます。ファラオですね。語源は大きな家でした。大きな家=王宮で、そこに住む王を表すようになったようです。あ、パは冠詞です。ペル=家、アア=大きな、です。
 しかしながらこのパ・ペル・アア、周辺諸国が勝手に呼んでただけらしく、古代エジプト自体の記録には残っていません。古代エジプト人は輸出品管理の時に便宜的に「パ・ペル・アアまだある? (王家に発注したのまだある?)」と言うことはあっても、日常生活では「メフウ一枚ちょうだい」とメフウ呼びを続けたのでしょう。
 周辺諸国が勝手に呼んでたパ・ペル・アアは、その後更に勝手に呼ばれ続けて、ペーパー(英)やパピエ(仏)やパピール(独)やパプカ(露)になりました。物凄い繁殖力ですね、パピルス。環境変化で現物が絶滅したとは思えません。


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