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 独立国家海馬コーポレーション

独立国家海馬コーポレーション(どくりつこっかかいばコーポレーション)、通称KC(けーしー)は、日本国の童実野町に囲まれる領土を本国とする立憲君主制国家である。
世界各地に飛び地を持ち、アメリカ合衆国に内包されるものが最も広大な飛び地として有名。首都は本国海馬ランド州の第11区であり、やや小振りな城と、すぐ傍の第10区に立てられた君主像が観光スポットとして人気を博している。

 歴史

元々は日本国童実野町に本社を置く、地方企業の一個であった。単なる地方企業であった時の名称は海馬重機工業。当時の社長は海馬剛三郎であり、彼がのちに養子とした海馬瀬人が、独立国家海馬コーポレーションの初代君主となった。
20世紀、海馬重機工業は軍需で成功し巨大な富を築いた。その富を元手にハイテク産業に進出、社名を海馬コーポレーションに改めた。
その後、一説には、海馬剛三郎は深刻な後継問題を抱えており、それを解消すべく養子を二人取ったとされる。養子として連れてこられた海馬瀬人は、剛三郎の期待を超えて優秀であった。しかし、軍需を主体とする海馬重機工業の経営理念には疑問を感じており、剛三郎との対立は絶えなかったという。
対立が決定的になったのは、瀬人の開発した映像処理システム(ソリッドビジョンの基礎となる技術であった)が、無断で軍事システムに組み込まれた時であった。剛三郎が本人の了解を得ないままに技術転用を行ったことで、対立しつつも残っていた僅かな信頼関係が完全に失われたのである。
瀬人は当時の重役たちを味方に付け、剛三郎から社長の座を奪うべく準備を始めた。しかしその最中で剛三郎が急逝。記録では事故死となっているが、社長の座を奪われることへの絶望からの自殺であったとする説や、瀬人或いは重役の誰かが暗殺を行ったのではないかとする説を提唱する研究者も存在する。ただし、暗殺説は近年では殆ど否定されている。
経営権が瀬人に移ると、海馬コーポレーションは大幅な方針転換を行った。主要部門であった軍需部門は限りなく縮小され、代わりにアミューズメント部門が新設された。そしてインダストリアル・イリュージョン社との提携で、ソリッドビジョンが新時代のゲームシステムとして世に姿を見せた。
ソリッドビジョンシステム発表後も、海馬コーポレーションは次々と新技術を開発していった。それと同時に、童実野町に海馬ランドの第一号が建設され、これより、海馬コーポレーションの遊園地建設事業が本格化した。これ以降に建設された遊園地が、今日世界各地に飛び地として存在する各海馬ランド州の原形である。
海馬コーポレーションが日本国から独立し独立国家海馬コーポレーションとなった正確な年代は解っていない。だが、少なくともそれは海馬瀬人の存命中であった。

独立国家海馬コーポレーション

Independent States of Kaiba Corporation

国旗

(国旗)

国の標語:
見果てぬ先まで続くオレ達の闘いのロード
国是:
子供の、子供による、子供のための政治
国歌:You'reNotMe
公用語:海馬語
首都:海馬ランド第11区
最大の都市:本社地区
初代統治者[1]
社長:海馬瀬人
副社長:海馬モクバ
人口:2000人
面積:大規模スタジアム15個分くらい[2]
国内総生産:1500億円(年間)[3]
*1 KCでは君主を社長、次期君主になる権限を持つ人間を副社長と呼ぶ。
*2 *3 飛び地を含まない。

 政治

元が企業であった歴史が色濃く残っており、統治者は社訓と呼ばれる憲法に基いて、総会と呼ばれる議会の投票で選ばれる。選ばれた統治者には「社長」の称号が与えられ、最大都市である海馬コーポレーション本社地区の本社ビルが執政の場として利用できるようになる。

独立国家海馬コーポレーションに貴族は存在しない。統治者は、前統治者の親族から選ばれるが、血の繋がりは必ずしも必要ではない。国家名「海馬」を名乗るために、便宜上養子縁組などで親族となる例が多い。

 国土構成と地域

独立国家海馬コーポレーションは本国(元日本国の一部)と属州(各地の飛び地)からなる。

本国の州
・海馬ランド州
・童実野本社州
・童実野埠頭州
・アルカトラズ州

主な属州
・海馬ランドUSA州
・ロサンゼルス支社州
・エジプト発掘現場州

自治州
・デュエルアカデミア州
・デュエルアカデミア=ノース校州
・デュエルアカデミア=イースト校州
・デュエルアカデミア=ウエスト校州
・デュエルアカデミア=サウス校州
・デュエルアカデミア=アークティック校州

アルカトラズ州は、本国の州だが、地続きではない人工島が州範囲である。また、自治州は全て、それぞれ異なる人工島に存在する。

 軍事・警察

独立国家海馬コーポレーションに軍隊は存在しない。一般的な国家の警察よりも強大な組織力を有する独自の警察(セキュリティ)が軍と警察を兼ねている。

 国民

人種・民族は様々である。ただし、人口の九割以上がデュエリスト或いはデュエルを解するものであり、デュエルを否定する人間は国外追放に遭う可能性がある。また、法の適用がデュエルの腕前で変わることもあり、デュエリストでなければ住み辛い国家である。

 文化

前項で上げた「デュエル」が独自の文化として有名である。古い時代にはデュエルが花嫁修業の一環とされ、「見合いに有利なデュエル」や「花嫁に相応しいデュエル」などを教える専門校が多数存在した。現在は、修行するまでもなく国民の殆どがデュエルを解するため、そのような学校は減った。

祝祭日
01/01 | 元旦
02/14 | バレンタインデー商戦
03/14 | ホワイトデー商戦
07/07 | 建国補佐官生誕際(旧副社長生誕際)
10/25 | 建国者生誕際(旧社長生誕際)
12/24 | クリスマスイブ商戦
12/25 | クリスマス商戦
12/31 | 大晦日

 カテゴリ:君主国|海馬コーポレーション|2011/04/01

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