注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 では予告通り今日は飲料擬人化でちょっとグロいラムの話です。

 ラムは1500年代に英国海軍(別名海賊船)の常備酒となった、他に比べ非常に安い酒でした。元々英国船の常備酒はブランデーだったんですが、ブランデーが大幅な値上がりをしたため取って代わられました。まぁ、その頃のイギリスはブランデーの原材料である葡萄の産地ともブランデーの加工地とも険悪な関係だったので値上がりは止むを得ない感じです。人の都合でシェアを失ったブランデーは気の毒ですが。
 そんなわけで、逆にシェアを広げたラムはその頃急に成長しました。まるでイギリス船の乗組員そのものです。当時の乗組員は貧しい子供も多かったのですが、彼らは普通なら栄養不足になりやすい筈の船上で急に成長期を迎えたりしていました。陸(下町)がどれだけひどかったかって話ですね。
 ともかくそんな環境でラムは荒っぽく育ちました。で、先日の話に繋がるのです。
 当時イギリスは戦争のしすぎなどで国庫が火の車でした。更に、新大陸の獲得合戦では、スペインなどに遅れを取っていました。もう一つついでに海賊船にも悩んでいました。そして時の女王エリザベス一世はそれらの問題を一気に解決する悪魔の方程式を思い付きました。
 曰く、「海賊よ、取り締まらないでやるから新大陸帰りのスペイン船を襲って積み荷を奪ってきなさい。奴らの銀を山分けしましょう」。
 恐ろしいことにこの謀略は実行され、ラムを積んだ海賊船(普段は商船と兼任)はカリブ海付近でスペイン船を叩きまくりました。 で、スペインが抗議して国家規模の戦争になってイギリスが勝ったりするんですが、飲料擬人化的にはそれより先に語るべきことが。ラムとショコラトルの出会いですね。
 いつものようにカカオを買い叩かれて困っていたショコラトルは、他にも銀やら何やら積んで出航したスペイン船を恨みがましく眺めていました。すると、どこからともなく現われた吹けば飛びそうな小さい船が、スペイン船に横付けしたではありませんか。どこの船か知らないけど大丈夫なのかな沈められちゃうんじゃ・・・というショコラトルの心配は杞憂に終わりました。どころか、沈んだのはスペイン船の方でした。えええええー? と驚くショコラトルの視線の先には、沈み掛けた船から大層いきいきと銀を回収しているラムの姿がありました。それが、二人の出会いだったのです。
 以降ラムの活躍・・・のお陰でショコラトルの商売はちょっと楽になりました。買い叩きにきた船が尽く沈められるわけですから。
 そんなある日、ラムの乗った海賊船が現メキシコ湾の辺りに上陸しました。冷静に考えるとイギリス船がスペイン領に上陸なんて無理な気もしますが、そこは妄想補正掛けといて下さい。まだスペイン管理下にない入り江とかになら上陸できるよ多分。
 そんなわけでラムはメキシコに上陸しました。ここで漸くラムとショコラトルは会話するに至るのです。なーなー自分いっつもスペイン船沈めてる人やんなー、めっちゃ凄いやーん。こんな感じで。今唐突に決めましたがショコラトルは関西弁キャラです。商売人って関西弁で喋るイメージないですか。しかし私関西在住ですがこんな正統派の関西弁暫く聞いてないな。

 あ、グロいところまで行かなかった。けど切りがいいので今日はここまでで。
 それと、同盟の方に新たな同志が・・・! なんですが、今出先でサイトの更新作業ができないので帰ったら名簿に追加しますね! 今何名様でしたっけ? ちょこちょこ増えてて嬉しい限りです。


 拍手有難うございました! 粉砕玉砕大喝采!

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