注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
Calendar
<< 2025/05 >>
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
AdministrativeLink
 ミイラのポーズ。庶民は結構いい加減に作ることも多かったようですが、王族はきっちり決めてやってました。
 ファラオや王子のポーズは一番よく知られてる胸の上で腕をクロスしたポーズです。王妃や王女は左腕だけを胸の上に置き、右腕は身体の横に伸ばしています。
 こういうミイラ作成上の決まりがあったので、王族の場合発見されたミイラの性別はすぐに解る・・・と思ったら罠です。作成後一度も補修されていないミイラなら解りますが、補修されてるとポーズは信頼できません。補修というのは墓荒らしから護るために王墓を移されたりなんだりした時に(近代ではなく古代の話です)、あっこのミイラ崩れかかってんじゃん直しとかないと、って感じでされました。ミイラは数体纏めて同じ所に移されたりしたのですが、すると補修も数体纏めてだったりしたわけです。で、補修してる内に王と王妃を取り違えたりするドジっ子な職人が偶にいました、と。ドジっ子職人に当たったミイラは、再度ポーズを取らされ棺に納められる際に、王なのに王妃のポーズを取らされた挙句他人の棺に入れられたりしたわけです。
 近代科学分析で性別がばっちりでるようになったあと、補修の事実が明らかになるまで、取り違いの所為でオカマ疑惑を掛けられてた王様とかもいました。ツタンカーメンの兄か親戚(と思われる)スメンクカーラーです。アクナテンの共同統治者だった彼は、まぁ壁画にも微妙な絵があったんで一概に取り違えだけの所為とは言えませんが、アクナテンと出来てたんじゃないかと一時期言われてたみたいです。今は取り違えの事実等を考慮して、多分違うだろうと言われてます。
 まさかただの取り違えだったなんて! ですよね。現世の人間があーだこーだ言う様は、冥界では物笑いの種だったんじゃないかなと思います。


 拍手有り難う御座いました! 古代と現代が意外なところで繋がってるのは面白いですよね。
<<  BlogTop  >>
BlogPet
突付くと喋りますが阿呆の子です。
BlognPlus


Template by Toko/A violet