注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 プチ古代エジプト単語薀蓄。凄くどうでもいい話です。ちょいエロというか品の無い話注意。
 古代エジプトでは、射精することをセティと言いました。畳んだ布、矢で射抜かれた牛の皮、パン、棒で打つ男の文字を並べて表します。この中で畳んだ布・パン・棒で打つ男はただの表音文字で絵柄自体に意味は無いので、肝心なのは矢で射抜かれた牛の皮です。これは「射る」ことやそれによって引き起こされること全般の意味を含む決定詞です。古代エジプト人的に射精は射ることと繋がってたようです。日本語とお揃い!
 で、最初に書いたとおりこれはセティと読むのですが、同じように発音するものの中に、ヌビアを表す単語があります。旧式の弓一文字でタァセティと読みます。タァはタァウイ(二国)、タァウ(国々)と言う具合に使われる国を意味する言葉なので、タァセティはヌビア国、といったところでしょう。一文字で表しますが、感覚的にはタァとセティの複合語です。ヌビア人を表す単語になると、旧式の弓、パン、ノスリ(鳥)、投げ棒、座る男、三つの砂粒でセティウと読みます。決定詞はヌビアを表す旧式の弓と、人を表す男と、複数を表す三つの砂粒です。
 そしてこのタァセティは、もともとヌビア人が自称した国名ではなくエジプト人が勝手に呼んでた名前で、のちにエジプトの州の一つとなりました。エジプト南端の州です。なので、国名がセティだったわけではなく、元々は意味のある単語だったのが発音だけそのままに文字の見た目だけヌビアっぽく変えられたのです。元の意味はセトのものの国。セト神が異国の領主という称号を持っていたために、ヌビアもセト神の配下の土地とされていました。
 つまりセティという単語はさらにセトのものという意味も持ってたわけです。段々連想ゲームのようになってきました。もっと更に言うとセティと書いてセト神の意味になることもありました。
 そして、セト神が人の姿を取る時(普段は正体不明の動物の姿か半獣半人の姿で壁画に描かれてますが、偶に人になってます)、戦いの神でもあるセト神の持つ武器は弓と矢です。ぐるっと一周しましたね。
 だからなんだと言われたらそれだけなんですが、まぁ、セトって名前はちょっとエロイですよねって話でした。


 拍手有り難う御座いました! うつらうつらするセト萌えますよね!
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