注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 そういえば、セネト・パピルスの最初に参考資料は連載終了後に纏めて提示と書いたんですが、これだけ長々書くことになるなら一章ごとにその章で参考にした本を紹介にしておけばよかったなと思いました。というか参考資料抜きにしても面白い本が多いので、この本凄い萌える・・・! って言いたいだけのような。そんなわけで今日は古代エジプト関連本の話。
 個人的に神話関連で一番気に入ってるのは河出書房新社が出してる『図説 エジプトの神々事典』(原著ステファヌ・ロッシーニなど)です。絶版ですが、新装版が別のところから出てるみたいです。ちょっと大きい図書館だと禁帯出のコーナーにありました。もっと大きいところだと普通に貸し出してるかもしれません。この本は神話関連といっても神話がそのまま載ってるのではなく、神様一人ずつに分かれて、その神が何をしたか詳細に書き連ねてるという形式の本です。つまり一纏めの神話では矛盾を生むので取り除かれているマイナーな説やメジャーだけど無かったことにされやすいドロドロ部分もノーカット・・・セト神が妊娠して子供生んだ話は私の手持ちの本の中だとこれにしか書いてなかった気が。神話纏めだと大抵子供じゃなくて王冠が額から現れたって説を採用ですよね。トト神の項に書いてあります。
 文化関連だと弥呂久ブックスが出してる『図説 古代エジプト誌 ヒエログリフを開く』『図説 古代エジプト文字手帳』(ともに松本弥)が好きです。割と手軽に古代の文化背景が知れてお役立ち。ぱらぱら見てると萌えが降ってくる・・・! 特に文字手帳の方の睡蓮とかの花や果物、パンなど食べものの項はセトやアテムたちもこんな生活を・・・と妄想広がる部分です。古代エジプト語で何ていうかとかどう書くかとかも代表的な単語は載ってます。
 法政大学出版局の『古代エジプトの性』(原著リーセ・マニケ)は古代人のエロ本紹介みたいな面もあって笑えます。人間って何千年立っても変わらないんだな・・・。あと、これには前にも書いたネフェルカラ王(ペピ2世)と彼の将軍(シセネ)という話の一部(断片3)が載ってました。他の断片も見ないと気が済まないほど萌えてしまった私は大英博物館が出してる『Voice from Ancient Egypt -an anthology of middle kingdom writings-』も追加購入しましたが、そっちだと解説付きな代わりに英文なので手軽にちらっと見る分には『古代エジプトの性』でいいと思います。でも本当この二人萌えですから・・・! ひそひそ噂話されるシセネ(断片1・2)が可愛過ぎる。
 参考資料にしてる本はもうちょっとありますが、参考抜きにしてもこの辺は特に気に入りです。古代エジプトいいよ古代エジプト。


 拍手有り難う御座いました! セネト・パピルスは↑らへんの本を参考に書いてます。
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