注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 現在の進捗。セネト・パピルス最終話=冒頭ちょろっと書いたとこ、童実野の休日=webのページ区切り基準であと一話分くらい、童話ネタ=使いたい童話の洗い出し完了、サイトでやりたい微ホラー=オフ用のが終わってもないのにうっかりファイル作り出した。セネトと童実野の休日がどっち先に終わるかなーというところです。片方に詰まったらもう片方を書いて、と交互に書いてる。
 ところで、セネトの最終話を書きながら思ったのですが、セネトは登場人物と陣営がやたら多いじゃないですか。これ、完全な神の視点で書いた話にしなくて良かったなーと今になって思いました。一応語り手がいるので、場面は三人称系であっち行ったりこっち行ったりしますが、「誰に肩入れしているか?」という部分は常に動かず一定なわけです。もしこれが場面が変わる度にその場面の登場人物へ感情移入される設計の話になっていたら、人々の考えが入り乱れ飛び交い過ぎてぐっちゃぐちゃになっていた気がします。
 ちょっと他でも書いた話ですが、この話は視点を誰の立場に寄せるかで全然違う話にできる話なわけです。「腐敗した神殿を排除するため自分の想いを捨てた人の話」「色で王座を奪った逆賊から王位と神の威厳を取り戻そうとする人の話」「父の仇を討つため時流に逆らう人の話」「立場よりも愛に生き裏切られて死んだ人の話」という具合に。一つ目から順にセト、ヘイシーン、ユギ、アテムですが、更にシモンとかアイシスとかマナとかナムとか、視点にできそうなキャラは溢れかえっているわけです。完全な神の視点で全部の視線を流離ってたとしたらそれはもう凄まじいことに。・・・見えます・・・話が破綻する未来が・・・!
 なので、語り手を置いたことは今にして思えばよかったなーと。視点を一つに絞ったのは最初は「視点が固定されてないとロクデナシ萌えを書き辛い」という軽くてしかし重要な拘りのためだけでしたが、自分の萌えには正直になっておくものです。
 ロクデナシ萌えが書き辛いというのは、視点が動く=視点となる全員の行動に正当な理由が付けられる、ということで、表面的な行動がろくでもなくても、その心内を事細かに描写すれば自分の想いを巧く言葉にできないまま年数を重ねてしまった不器用な男だとかなんだとか、なんか一見するとうっかり誠実に見えそうなことになっちゃうということです。
 例えば、これは別にセネトには関係無い科白ですが、「どうして解ってくれない」という科白があったとします。言われた側の心情しか描写されていないとすれば、内心で読み手が入れる突っ込みはこうだと思います。テメーが言わねぇからだよ。しかし言った側の心情(それこそ上に書いたような巧く言葉に出来ないけど真剣な想いなど)も書かれていたとすれば、読み手はこう思うんじゃないでしょうか。本当だよ解ってあげてよ。
 誰の視点をどの程度明らかにするか・・・ここが萌えの方向性の定めどころ・・・! そして私はロクデナシ萌えなので、テメーが言わねぇからだよ方式でいこうと思ったのでした。


 拍手有り難う御座いました! あれこれそこそこ捗ってます。
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