注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 唐突ですが太陽の話です。いや、やっぱり唐突じゃないかもしれません。先日アップした真面目な原作終了後話を書いてた時にちょこっと脳内を掠めてった話です。
 で、古代エジプトと太陽の話です。太陽といったらラァ、がよくあるイメージのような気がしますが、意外にも、太陽は色んな形態を取るものだったりします。ラーの翼神竜じゃないですが、球体モードとか鳥モードとか。色んなモードがありますが、ここでは地平線から昇ってきて地平線に沈んでいく間の太陽についてをちょい語ります。
 まず、地平線から現れた太陽。これはケペレルと呼ばれます。日本語だとケプリの名称の方が馴染み深いでしょうか。姿としては神聖甲虫スカラベです。飾らずに言うと糞転がしです。このケペレルが昇り、昼間の太陽ラァになります。
 ラァは、モードで言うなら鳥モードです。隼の頭に人の身体。実を言えば他の姿も取ることができるのですが、一般的には隼の頭に人の身体であることが多いです。ラァは、太陽神の基本形で、昇る太陽も沈む太陽も沈んでる間の太陽も、全部ひっくるめてラァにされてしまうことも多々あります。
 しかし、ここではラァとその他を分けて考えるとします。日中の太陽ラァが沈んでいくと、今度は上下二国の両冠を戴いた人型の神アトゥムに変わります。遊戯王的にはアテムと言うべきでしょうか。この王の姿をした神が日暮れの太陽です。
 というわけで、太陽は日の出から日没までの間に三つの姿を取るのでした。ケペレルとして昇り、ラァとして天頂を通過し、アテムとして沈む。先日の話に夕暮れの太陽が出てくるのはこういうことですよ、と。普通にただの風景描写としても流し読めるかとは思いますが、こっそり篭めたのはこういう意味です。ここで語った時点でこっそりじゃないけどね! いや、篭めたはいいけど普通に太陽の形態とか知らない人の方が多いんじゃ、と思ったしだいです。流し読めるだろうし気付かれなくても支障無いっちゃ無いんですが。あれ、古代エジプト語だとアテムなんだ、というちょっとした言葉遊び。
 太陽の他の形態としてはスフィアモードに近いだろうと思われるアテンだとか鳥モードの一種であるホル=エム=アケトだとかがあります。アテンは太陽「円盤」なのでスフィアとはちょっと違うような気もしますが。ホル=エム=アケトは地平線のホルス。この地平線は日の出の方の地平線です。ケペレルと被る被る。
 アテムの名前がアテムなのはらしいなぁと思いました。燦々と照り付ける太陽より日暮れ時の真っ赤になって沈んでく太陽の方がっぽいかなーと。あれかな、頭の色かな。或いは目の色。見た目・・・や、属性的にも今から闇の時間に入りますよーな日暮れの属性が合ってると思いますが。あと性格的にも日中の溌剌とした太陽のイメージではないかな・・・暗いとは違うけど明るくもない性格してますよね奴は。その曖昧な光量が日暮れの太陽だ。
 話がぐだぐだになってきたところで一旦切り上げ。以上、太陽の話でしたー。


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