とうとう24時間以上の時の魔術師ですが、真実の時間なんて気にしない方針で。その内どこかしらでスキップするか早回しするかします・・・
　デュエル雑誌とかで、デュエリストの特集がされたりするじゃないですか（※GX参照）。あの特集って、中身はどういう内容なんでしょうか。各デュエリストのデッキ分析とか戦略分析とか出場大会情報とかそういう真面目な内容なのかな。それとも、見開きグラビアに私生活インタビュー、好きな人のタイプ分析とか、そういうミーハーな内容なのかな。雑誌ごとにカラーがあったりするんでしょうか。そんなに何種類もデュエル雑誌出てるのかが謎ですが、あの世界ならそれもあり得そうです。
　硬派な雑誌ではデュエリストのために、流行デッキ傾向特集や、大会上位デュエリストのデッキ傾向を分析して対策カードの紹介をしたり、大会開催情報やエントリー方法を載せたり、時々デュエルに関するアマ上位やプロのインタビューを載せたり、ペガサスや瀬人のカードや関連商品に関するインタビューと言う名の広告を打ったりしてると予想。
　そして軟派な雑誌というかもはや芸能雑誌というか、そういう感じのもあると予想。大会上位やプロの中の、人気のあるデュエリストに絞って特集組んだりするよ。インタビュー内容は冒頭ちょこっとがデュエル関連で、残りは「よく行くお店は？　デュエル以外の趣味は？　好きな子のタイプは？　彼女（彼氏）いる？」みたいな内容です。しかしこの手の質問に巧く答えられそうなデュエリストがあまり思い浮かばないという・・・というわけで、その辺は原稿書き起こす人の腕が試されるところですね！

「実家がゲームショップだという話ですが、実家以外でカードを買ったりもするんでしょうか？」
「偶にはするぜ。遊びに行った先に新しいカード屋が出来てたりすると入りたくなる」
「なるほど。遊びに、というのは、どのようなところへ行かれるんですか？」
「どのような、ってほどの目的を持って遊ぶことは少ないんだが・・・ゲーセンやカードショップはよく行くぜ。他は休憩でバーガーワールドやサ店に入るくらいか」
「やっぱりゲームがお好きなんですね。デートをするとして、あ、彼女はいますか？」
「いや」
「では、もし彼女を作るとしたら、やはりそういう場所に一緒に行けるような彼女がいいですか？」
「・・・まぁ、どちらかといえば、その方がお互い退屈はしないんじゃないか」

　というインタビューが行われたとするわけですよ。そのインタビューは雑誌になった時にはこう↓変貌を遂げてるわけですね。

――カードはどこで購入？
遊戯：実家がゲームショップだから、殆どはそこでだな。偶に、遊びに行った先で別のカードショップに入ったりもするぜ。新しい店が出来てたりすると入りたくなる。
――「遊びに行く」。デュエルキングのオフタイムとは？
遊戯：ふらふら街を歩くのが好きだぜ。ゲーセンやカードショップにはよく行く。他は休憩がてらファーストフードを食べたり喫茶店に入ったりだな。
――デートの理想もふらふら街歩き？
遊戯：まず彼女はいない。が、そういうのが好きな相手なら、付き合ってもお互い退屈しなくていいかもな。

　・・・こういうね。オレそんなこと喋ってないぜ、レベルの改変をされたインタビュー。誘導尋問と文章組み替えのコンボだよ！　しかし得てしてインタビューとはこんなもんである。全ての芸能人や芸術家やその他諸々スピーチが職業ってわけでもない人々が、あんな理路整然としたインタビューの受け答えできる筈無いのデース・・・


　拍手有り難う御座いました！　ホワイトデーの瀬人はどこの瀬人も驚き通しです。