あのオカルト嫌いの瀬人が実はオカルト現象だったら面白いかなと思いました。瀬人とセトの関係について考えてた結果です。
　瀬人とセトは、アテムが冥界に行った時に冥界にはセトがいたけど現世にも瀬人がいた＝似て非なる存在、なのかなーと思ってるわけですが、似てるだけの別人というわけでもなさそうなのでじゃあどこで繋がってるどんな関係なのか。それをぐだぐだ考えてました。
　で、真ＤＭのセトと白薔薇のセトのように同じ一族というのはどうだろうと思って、多分これはゲームの上ではそういう設定なんだと思うんですが、原作ではもうちょい近そうですよね。血が、ではなく、魂的なところが。
　なので、冒頭に戻るわけですが瀬人が実はオカルト現象だったら面白いかなと思いました。セトが作り出した自分の分身とか。和風にいうと影系式神みたいな。セトだけでなくイシズさんとじーちゃんもですが、あの神官たちならできそうじゃないですか。
　その場合、現世組にオカルト現象の自覚はあるのか無いのかですが、あったらいいんじゃないかと思います。オカルト現象の自覚というか、古代組の意識みたいなのがあったらいい。実は全部解っててその上でオカルトを非科学的だと言ったりしてたらいい。遊戯たち皆（アテムも含めて）、王の帰還のための三人の思惑で動かされてたとか、そんなの萌えるじゃないですか・・・！
　・・・なんだってそんな考えに行き着いたのかというと、文庫の賢者の解説です。それと、闇遊戯に何か変化がある時って必ずこの三人の中の誰かが絡んでませんかって気付いてみました。まず千年パズル自体が入手元じーちゃんですし、闇が表と邂逅できたきっかけはDEATH-Tで、これには瀬人とじーちゃんが絡んでます。ラストでアテムが言った優しさって強さを教わったっていうのもここからですよね。それから千年アイテムと石版の関係に近付くペガ島編もじーちゃんと瀬人です。そして神のカードを巡る辺りは瀬人とイシズさんの暗躍無しには始まってないという。
　もっと大きな運命に踊らされてるというのも萌えなので瀬人たちはただ魂の一部が生まれ変わっただけの普通の人というのと迷いますが、こういう王の帰還のための思惑で三人小芝居を打ってたんだというのもありかなと思いました。この場合、王の帰還後に三人がどうするのかも考えどころです。冥界組の意識はあるけど殆ど別人のようなものなのだとしたら普通の人間のように現世に居残り続けててもいいし、殆ど同一人物なのだとしたら、あの冥界の扉が開いた少しあとに、忽然と消えてしまっててもいいと思います。
　それで暫くしてからイシズさんに連絡をとろうとした遊戯がエジプト考古局に聞いてみると、当局にはイシズ・イシュタールなどという人物は所属していませんが、と言われるわけですね。そして慌ててＫＣに電話し社長に繋いでくれというと何故かモクバが出て、何言ってんの？　オレはずっと一人っ子だよ？　とか言われるわけですね。
　後半ホラーだ。
　
　
　拍手有難う御座いました！　色々書いてます。