注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 レンジでチンされたカレーを食べ終わってオレの部屋に引っ込んだ時、こんな生活感たっぷりでムードも何も無い筈の状況なのに、オレたちはなんだかとっても盛り上がってた。
 生活感。でもオレたちにとっては非日常なことだから、これも一種のシチュエーションに燃え上がるというヤツなのかもしれない。敷きっ放しの煎餅布団に押し倒した海馬はいつに無く素直で、オレはもう全くと言っていいほど欲求を堪えられなかった。
「な、ごめん、今日マジで無理だわ。取り敢えず一遍やらせて。あとでちゃんとするから」
 見栄張るわけじゃなくていつもなら絶対そんなことは無いのに、本気で暴発しそうだった。オレの下で、服すらまだ脱ぎ切ってない海馬が身じろぐ。
「痛いのは嫌だからな」
「うん。それは、する、から」
 布団の横のゼリーチューブを、海馬が取って突き付けてくる。受け取ると、海馬はそろりと足を開いた。脱げ落ちず右足首に引っ掛かってたズボンが、がさりと音を立てる。
「冷たい」
 透明のゼリーを塗り付けると、海馬が少し腰を浮かせてそう訴えた。普段は絞り出したあと手のひらであっためてから使ってたけど。
「ワリ、冷たいのは、ちょい我慢して」
 覚えたてのガキじゃねぇんだからって、自分でも思うよ。なんでこんな余裕無いんだろな。でも前戯の一つもしてなくてゼリーで申しわけ程度解しただけの海馬だって頬を赤くしてんだから、今日はそういう日なんだ多分。
「ぁ、まだ、きつ……」
 狭くて、でももうグズグズになってる海馬の中に押し入ってく。海馬は少し顔を顰めて、それからきゅっとオレの首にしがみついてきた。
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