時の魔術師・・・連日ですが飲んでもいないのに日付変更線が私より早く帰宅してたんだから仕方ない・・・と思って下さい。

　昨日ドーマ編の話をしてたところで、城舞も別腹で好きだとちょこっと書いたのですが、これ、別に別腹じゃなくてもいい気がしてきました。城海と城舞は二つ纏めても美味しくいただける。といっても浮気ネタとか3Pとかではなく、城←海と城←舞みたいな感じで。
　何度か書いてると思うんですが、私、瀬人と舞さんは似てると思うんですよ。だから城之内君を好きな瀬人と城之内君を好きな舞さんが何かの切っ掛けで一緒に（恋の）話をしたりしたら面白いと思うんですよ。お互い最初は微妙に相手を伏せて。悲恋とかでもいいです。その場合、諦めたその日に始めて会話で。二人とも同じタイミングで恋を殺しました。
　KCの大きな、凄く大きな大会の閉会の日とかがいいな。社長業に専念という建前で瀬人がデュエリスト引退する日とか。そしてその大きな大きな大会を舞さんも最後の花道にしようとしてました。夢と希望と光に溢れた舞台へさよなら。同時に、その舞台へ残る、眩しい生き方の人々へさよなら。瀬人と舞さんは元いた世界へ帰るわけです。マフィアやらと繋がる財界の暗部へ、カジノへ、ハニートラップ身体のシャッフルそんな単語の飛び交う世界へ。
　大会が終わって、これでもう終わり、もうこの光り輝く世界ともお別れ、そう思った時に、極自然に、二人の恋は死んだのでした。もの凄く、かつて無いほど真剣に、好き『だった』。さよならは淋しくて悲しくて辛いけれども、気持ちが完全に諦めてしまった感じです。
　笑ってさよならをして、舞さんは笑ってでいいけど瀬人は笑ってというより冷静に主催者挨拶かな、ともかくそうやって終わりを迎えて、そのあと。遊戯や城之内君たちと別れて、観客も引けて、独りになったスタジアムでちょっとだけ泣いたらいい。そして、独りになったと思ってたら実はまだお互いがいた、と。何故泣いてるのか、そっちこそ、といった意味の遣り取りを二言三言だけして沈黙です。お互いにこの大会が引退だったとは知ってるもののそんなことで感傷的になるタイプではないだろうと思ってる。数分経ってから唐突に、舞さんからかな、独り言なのか話し掛けてるんだか解らないような調子で恋を諦めたと解るようなことを呟き出したらいいです。馬鹿みたい、七つも年下のボーヤに本気になって、結局何も言えずに終わりだなんて、馬鹿みたい。そんな感じで。暫く間が開いてから、瀬人もちょっと呟きます。真っ当な世界で真っ当に人を愛することが許されるなんて、そんなわけは無かったな。
　それだけです。それだけで、でもお互いに薄っすらと、同じ相手を好きだったんじゃないかと感付くのでした。
　更に数分経って、二人はスタジアムを出、違う方向へ歩き出しました。悲恋なので救済はありません。どちらの恋も等しく死に、生き返りません。
　城之内君は好かれてたことに気付いててもいいし気付いてなくてもいい。どちらにしても結果は変わりません。その日、二つの恋が死にました。


＞ソノさま
　お返事のタイミングは気にしないで下さいー。私もここ数日甘いものと甘いものが食べたい日々なので非常に良く解ります・・・私は修羅の道の終わりが今週末で見えてますが！
　リンクは仰せの通りに！　修正しましたのでご確認下さい。間違いスミマセンでした・・・城海の企画をご一緒した所為か印象が城海オンリーになっていたようです・・・
　セネトのアテムは歪み無きロクデナシ萌えの産物です。他所で作った子を平気で連れてきて預けるという・・・続きも楽しんでいただけると嬉しいです！

　他、拍手有り難う御座いました！　ドッグタグとか、ドーマ編の衣装は萌え要素多いですよね！