天蓋ベッド。が、瀬人の趣味なのかどうか、不定期に度々考えるんですけど、どうなんでしょうかアレ。まぁ天蓋ベッドというかあの部屋全体。そのパステルカラー配色な壁や全体的にピンクというか紫というか赤というかつまりは可愛い系暖色の配色は誰の好みなの。
　まず、元々用意したのは誰か。可能性一は瀬人本人、可能性二は剛三郎、可能性三はあの屋敷が買い取ったものとして剛三郎の前の持ち主。これは調度品が一々古めかしいの見ると二か三の可能性が高いかもしれない。尤も、瀬人がアンティーク趣味で自分で蒐集したという可能性もあるにはあるんですが。
　次に、現在ああなのは誰の趣味か？　これはまぁ瀬人の趣味の可能性が高そうです。剛三郎が死んでから半年、嫌なら模様替えしてるだろう・・・瀬人の趣味か、趣味までは行かないにしてもあの部屋で寝起きすることに疑問を抱かない程度に許容範囲、と。
　そしてふと思ったんですが、遊戯ってあの部屋入ったんでしょうか。なんかマインドクラッシュ後の意識不明時、ちょくちょくお見舞いに行ってるんじゃないかと思わせる科白があったじゃないですか。でもその時は病院に行ってたみたいじゃないですか。しかしその後瀬人が意識戻った時は屋敷にいたじゃないですか。つまり入院から自宅介護に途中で変わったんだと思うんですけど、この自宅に変わってからって、遊戯はお見舞い行く機会あったのかなと。あったとしたらこの部屋見たのかなと。
　まぁ、あったと仮定しましょう。その場合、瀬人の部屋に通されたかどうかが問題といえば問題です。車椅子で移動できるわけだから応接室とか庭とかで済まされてるかもしれない。けど、ここは通されたとしましょう。じゃないと話が進まない。通されて、あの部屋見たとして、多分普通に極一般的な庶民感覚の持ち主だと思われる遊戯が、あの部屋にどんな感想を抱くのか、それが気になるところです。
　屋敷自体には前にも来てるから、広さとか調度品の立派さとかには今更驚かないでしょう。相変わらず凄いなー、くらいで。では、純然たる趣味というかセンスというかその部分は？　えっピンク・・・！？　くらいのことは思ったんだろうか。瀬人の枕ドピンクですけど。私はカラーで見た瞬間どこから突っ込んでいいのか解らない現象に陥った。えっ枕ドピンクなの壁パステル二色なの天蓋真っ赤なの絨毯ラベンダーなのというか全体的に姫趣味なの・・・
　そういえば、つまり瀬人はあの部屋で意識不明の眠り姫状態だったわけですよね。他意の有無はちょっと置いといて、「うわー凄い部屋だなーお姫様の部屋みたいだなー」と「海馬君まだ目を覚まさないのかな」が混ざって眠り姫的な連想に至ったことがあってもおかしくは無い。他意の有無は置いといて、しかしそんなこと考えてたからその後ペガ島で瀬人と会った時の遊戯が頬赤らめてるんじゃないか・・・と妄想しました。お姫様起きてきた、みたいな。まぁ起きてきたらアレだったわけですけども。一般的には子供に向ける言葉ですが、寝顔は天使とかいいますよね！
　しかしあの部屋本当に誰の趣味なんだろうか・・・いやそりゃ寝起きしてる瀬人の趣味もしくは許容の範囲内なのは解るんですけども。積極的にああいう趣味なのか模様替え面倒で放ってるだけなのかが気になるよ・・・


　拍手有り難う御座いました！　変わったデザインのラベルですよねー。