注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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※クリスマス企画です。先に説明からご覧下さい。


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 自分の上に覆い被さって寝ている遊星の髪をジャックは軽く引いた。
「夕方近くになって漸く起きてきたくせに、オレより先に寝るとはな」
 しかも圧し掛かったまま。完全に乗り上げられているわけではなく、遊星はそう大柄でもないので、大した重さではないのだが。むしろ心地好い重み程度である。
 その遊星の身体を、ジャックは何となく抱えてみた。背中に手を置き、熱っぽさの残る皮膚を撫でる。遊星が小さく動き、体内で動く異物の感覚に、ジャックは息を詰めた。
 圧し掛かったままどころか、挿れたまま寝られたのだ。前戯を飛ばしハイペースでまさに『搾り取られた』それは萎え切って、抜こうと思えば、思わなくとも少し体勢を変えれば簡単に抜くことができる。
 どうしてくれようかと、ジャックは自分の肩口に乗せられた遊星の頭を見た。
 遊星の髪は、ジャックが抱えたり引っ張ったりした所為で、ぐちゃぐちゃに崩れている。もはや、いったいどんな風にセットされていたのだか、見て取ることもできない。
「ふむ、まぁ、よかろう」
 その頭を見ていると、敢えて今身体を引き剥がすことは情の無いように思えてくる。ジャックは、何もせずに、異物を咥えたままの体勢で目を閉じた。
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