注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 昨日は黒セトには健康的エロスが似合いそうと言いましたが、でも不健康エロスな黒セトもいいなぁと思いました。黒セトで不健康エロスだと、ある程度のところまでは真面目に出世してきて、そのあと不健康に走るイメージです。なんだろう、ご寵愛ショートカットとかじゃなくて、上司とできちゃったとか同僚とできちゃったとかそれで寝取ったことになっちゃったとかそんな感じ。
 ということをぐだぐだ考えてたのですが、ちょっと時間が無いのでその話はまた後日。今日はここまでー。


 拍手有り難う御座いました! せとは1せとで3回・・・クリス入れたら4回・・・初代アニメとDM・・・とにかく美味しいですよね!
 黒セト、も、ちゃんと書いてみたいなぁと唐突に思いました。エジプシャン・ナイトは真DM準拠で白セトでしたし、長編で書いたセネト・パピルスは真DMと原作ミックス設定でしたがセトに関しては黒に化けてた白でしたし、同時並行的に描いてた絵は白ばかりですし、時期ものとして単発で書いてたのとかは黒と思しき感じですが色に言及してないですし、ちょっと黒セトもちゃんと書いてみたいなぁと思いました。
 原作古代編より先に真DMがあったからか、自分の中では標準が白セト寄りかなーという気がします。原作古代編に関しても、キサラが肌の色で迫害されてるの見て怒ってたり、コミックではトーン肌に修正されてましたがジャンプじゃ最初白セトだったり、トーン肌になったらなったで他のキャラよりちょっと色の薄いトーンだったり、過去のビジョンでは明らかに白セトだったり、その辺から実はあのセト本当に黒に化けてる白なんじゃないのと疑ってたりもします。少なくとも当初の予定は白セトだったんですよね、原作セト。
 そんなこんなでついつい白セトを書いちゃうことが多いのですが、褐色肌のエロスにも、こう、トライしてみたい気持ちがあったりするわけです。黒セトも書きたい。黒セトには結構健康的なエロスが似合うような気がします。自分の見た目がいいのあんまり解ってない感じの無意識エロス。白セトとか瀬人は、なんか、自分の見た目がいいの知ってると思うんですよね。白セトは大神官のお気に入りという公式設定(これを大神官がご寵愛と読み替えずしてなんと読もう)がありますし、瀬人は自分で広告塔やってますし。逆に黒セトはちゃんと書記試験とか経て普通に真面目に出世してきたイメージがあります。ご寵愛ショートカットとか乗っ取りショートカットとかしてない感じ。まぁ、あの、お父さんがちょっとアレでしたが・・・
 黒セトはアクナディンのアレっぷり込みで美味しいと思います。セトを誑かして云々とかね・・・それ、世間一般的には娘の駄目彼氏にいう科白じゃないかな・・・


 拍手有り難う御座いました! 白セトは不健康エロスが似合うと思います!
 そういえば、昨日公開したエジプシャン・ナイトのトップ絵とかは私が描いたのですが、あれの刺さってる剣は光の護封剣のつもりでした。パズルの紐がロッドをばっちり拘束した上で光の護封剣を発動。光の護封剣って闇遊戯がよく使ってたイメージがあります。
 描いた時には、光の護封剣の「3ターンで消える」ってところが「幽閉なんて異常事態、そう長々と続きはしませんよ」という戒め的な暗示もあっていいかなと思って描いたのですが、協賛の方に「毎晩3ターンやるってことですね」と言われたので今はなんだかそんな意味にしか見えなくなりました。というわけで彼らの標準プレイは一晩三回です多分。その内セト倒れるな。
 あ、題字とか作ったのも私ですが、あのヒエログリフはゲレフ・ケメトと読み、エジプシャン・ナイトという意味です。ゲレフが夜、ケメトがエジプト。古代エジプトは日本がニホンだったりニッポンだったりジャパンだったり日の出処の国だったりするように色々な呼ばれ方をしてました。感覚的には、ケメトはその内で言うならニホンに近いものです。古代エジプト人たちが普段自称として使ってた国名がケメトです。
 もう一つ、ヒエログリフではなく片仮名で書いちゃってますが、私の絵の方のタイトル「ネフェル・チュ・ヘナァ・イ」は、「お前はオレといればいいんだ」みたいな感じの意味です。だから外に出さないぜ的な。
 あ、そうだ、話の方。真DMを知らない人でも読めるようにと思って、ちょろちょろゲーム中の出来ごとを話中の人物に語らせてました。つまり、「何故か敵方が敵方の味方だった筈のセトを人質に取り、セトの造反が明らかになった直後であるのにユギがセトを助けるため相手を倒すのを諦めた」のはゲームにあったネタでした。あれさ、そこでセトを助けるような選択肢を選ばないと会話が無限ループに陥ってストーリーが展開しないんだぜ・・・造反者に人質価値があると判断したヘイシーンもトチ狂ってるとしか思えませんが、実際それで人質と認識するユギも酷いですが、何よりそこで助けなきゃ先に進めない展開にした製作スタッフ何考えてんだという話です。そんなところが・・・好き・・・!
 真DMはその他にも突っ込みどころの多いゲームでした。取り敢えずセト好きならやって損は無い。CGがほぼ全部セトだったり、セトが大神官のお気に入りだからとひそひそされてるのを聞けたり、上記謎の人質イベントがあったり、本当に突っ込みどころの多いゲームでした。しかし一番の突っ込みどころはゲームバランスで、エンディングを見るには多大なる労力と運が必要なのでした・・・
 苦労してエンディングに辿り着いた場合、気付いたら帽子だけ残してセトが消えてましたとか、その後セトの姿を見たものはいないとか、ユギは無事ファラオになりましたとか、そういうその後の話が少しテロップで流れます。そんなこと言われたら、姿を見たものはいないとかユギがどっか後宮にでも隠しちゃったんじゃないの・・・と思わざるを得ない。で、今回エジプシャン・ナイトで書いた話があんな話になったわけです。
 真DM、本当に面白いのですよ・・・そして美味しいのですよ・・・やったこと無い方も、機会があれば是非やってみて下さい。


>格の字サマ
 ヒトデのくせにヒトデナシでした! こう、愛だけはあまりあるほどあるのに、愛の向け方が根本的に間違っているという・・・独占欲の塊のようなヒトデナシです。
 足が動かないセト、動かないの解ってるのに足掻いて、足掻いても駄目で諦めるという過程が萌えかなーと思いました。そして動かなくても支障の無い部屋を用意するというずれた愛にも萌えです。
 セトの心境は、最後に宰相が見透かしてた通り、何されるか解らない怖さとかがあったりしつつも、結局ユギを嫌い切れないという感じでしょうか。絆されてるともいう。一見すると可哀想だけど実はそうでもない、みたいな、そういうのって萌えですよねv
 あ、先日のコメントは格の字サマでしたか! 文面から「そうかな?」とは思ったのですが、間違っても失礼かと引用返信にしてしまってました。ご連絡有り難う御座いますー。

 他、拍手有り難う御座いました! 古代は浪漫ですよね!
 予告! 明日(作業時間によっては明後日)、この間からちょこちょこ話をしていたファラセト系企画のサイトをオープンします。オープン時には話2本と絵2枚が展示されている……かな? という予定です。取り敢えず私の文と絵は出来た! あとは協賛の方から作品が届く筈。
 というわけで、今日は予告のみにて。明日公開ですー。


 拍手有り難う御座いました! 色塗り面白いです。
 私が色んなところでアイコンに使ってる絵の元絵は、既にアップ済みの絵ですが、↓です。

元絵

 そして、ここまで行くとネタだと思うので晒しますが、その下絵は↓です。

下絵

 劇的ビフォアーアフター。問:下絵から完成までの過程に何があったのか答えなさい。答:普通に色を塗っただけです。
 や、あの、2タブで開いて交互に切り替えて見てもらえれば解ると思うんですけど、基本の線の位置は遵守してる筈なのです。ちょっと手とかペンダントとか増えてますが、あくまで小物が増えた程度で、基本は何も変わって無い筈なのです。
 この劇的ビフォアーアフターなんですが、昨日、数人の方と線画交換で塗り絵というのをやったのです(さすがにこれよりは線画としてまともな線画を提出しました)。一応「劇的ビフォアーアフターでも構わない」という了承の取れた人のだけを塗ったのですが、なんか、私の塗ったのだけなんか、え、別の絵? みたいなことに案の定なりました。それはそれで私は面白かったけれども・・・
 しかし色塗りって絵柄以上にその人の個性が出るなーと思いました。元絵の面影がちゃんと残ってても、色合いや光源の位置、影の付け方、そういうの皆バラバラなんですよね。似たような塗り方(水彩と水彩とかアニメ塗りとアニメ塗りとか)でも全然違う。肌にどんな色置くかひとつとっても、健康的な瀬人からゾンビのような瀬人まで様々でした。因みにゾンビは私です。いつもの調子で色塗った。
 線画交換の時は提出する線画と上の劇的ビフォアーアフターな絵の統合前psdファイルをzipに纏めて配布してたのですが、サイトにもzipを貼っておくので、よければ劇的ビフォアーアフターの過程というかレイヤーどうなってるのかとか見てみて下さい。割りと無茶苦茶な塗り方してたりします。

 http://lilium-queen.com/senga-yamiyugi-touka.zip

 因みに、線画に私が色を塗った結果は↓です。

色塗り後

 上のよりはまだ元絵の面影を色濃く残してると思います。と思ったんですが、他の方に塗ってもらったの見たら全然そんなこと無くて元絵描いたの私なのに私の色塗り後の方が他の方のより元絵から離れてました。ある意味非常に面白い図でした。

 拍手有り難う御座いました! 遊戯王各シリーズの繋がりを考えると萌えながら燃えてきます。
 一昨日の日記で書いた考察ですが、あれを書いたあと、もう一つ思い付きました。歴史の書き換えが起こり、3000年前の時点で「王が死ななかった」ルートに入ったとしたら、これは魂が封印されなかったということでもあるので、真DM継承されし記憶で薔薇戦争の時代にあの魂が存在してるのにも説明が付きますよね。あの薔薇戦争は二周目の薔薇戦争。
 歴史が書き換わる前、一周目の薔薇戦争では、ヘンリー・ユギ・チューダーは存在しなかったのでは? あのゲーム、赤薔薇に味方するルートと白薔薇に味方するルートが選べて、何故か白薔薇(クリスチャン・セト・ローゼンクロイツ)に付いた時の方がエンディング豪華じゃないですか。元々の歴史が「エンディング時点までの戦いは白薔薇の勝利」だったのではないかと思うわけです。白薔薇の勝利、ただし、セトの目的は国でなく封じられた神の力だったためエンディング後はセトが姿を晦まし赤薔薇が体勢を立て直す。
 最終的には赤薔薇の勝ち。これはどっちのルートに入っても変わりません。エンディング時点ではどちらが優勢か。元の歴史ではユギがいないため白薔薇軍が圧倒的に優勢だったとしたら? たとえ書き換わっても歴史は歪みを最小限にするように動く、だから、赤薔薇優勢のエンディングではイベントが少ないのでは? イベントを増やすほど元の歴史との差異が大きくなるわけで。白薔薇優勢のエンディングは、元の歴史との差異をあまり気にしなくていい分、イベント数が多かったのでは?
 どちらを勝利させても最終的な展開は同じ。これもまた歴史の書き換えによる歪みは最小限になるように動くという前提が正しいとすれば非常に納得のいく話です。
 この考え方だと色んなところの辻褄が合う・・・んですけど、真DM作成時から今の5D'sに至るまでずっとこの思想に基いたストーリーが書かれ続けてたとしたらビックリですよね。何年越しの伏線か。まさかなーとは思います。まさかなーと思いつつ、まさかだったら面白いのにと思います。


>諌那サマ
 元々字数制限のあるところで書いてたので、色々省略していった結果「(略)ロード」に辿り着きました。これ以上無く的確な省略だったのではないかと・・・! バトルシティの瀬人は「(略)ロード」に尽きますよね!

 他、拍手有り難う御座いました! 励みになりますv
 疲れ果てて寝こけて何か忘れてる気がすると思いながら出て行く準備をして、日記書いてないの思い出しました。真実の時刻、現在朝。
 取り敢えずお知らせとかレスとか明日以降します・・・! この多忙も多分土曜まで・・・!


 拍手有り難う御座いました! 遊戯王シリーズ、深読みすればするほど奥深いです。
 遊戯王原作~5D'sまでについて、考えてみました。また別所にてごちゃごちゃ書いてたのの転記です(一部誤字とかうっかりとかは直しました)。5D'sとか劇場版とか微妙にネタバレ、かつ後味が微妙に悪い話なので、そういうの苦手な方はご注意。考察の開始地点は「テレビとさよならした所為で途中までしか5D'sを見れてない私が人から聞いた現在の5D'sに対する感想」でした。

+++

 テレビとさよならした所為で途中までしか5D'sを見れてない私が人から聞いた現在の5D'sに対する感想→デュエルはとうとう歴史に変化を与えるまでになったのかー。あ、でも劇場版でもそうだったよね。というか原作でも3000年前の歴史が書き換わったかのような表現あったよね。デュエルで歴史変更は伝統芸だね。

 そして思考は原作へ……3000年前の歴史が書き換わってたとして、現代にはどんな影響があるんだろうか。そして書き換わったあとの3000年前の歴史は古代編終了の時に闇遊戯が幻視してたアレでいいの?

 それか、古代エジプトの神って時を掛ける神が多く王の化身とされるホルスもそうだけど、そうなるとアテムが冥界の扉を超えたタイミングでもう一回歴史の再書き換えになってる? 真DMだと現世での目的を果たした闇遊戯が古代に戻ったけど、ああいう感じで「王が死ななかった」ルートの歴史に入る?

 ルート変更が起きたとして、現代に与える影響はどんな感じだろう。取り敢えず王朝の交替が行われないから、第19王朝の古典回帰も起きないかもしれない。そうするとベッティ・パピルスが編纂されなかったかも。そしたら現存する纏まったオシリス神話が存在しないことになるかも。……駄目えええええ!

 遊戯王的には、古典回帰が起きない代わりにアテムの時代の文献が削られずに残るだろうから、ホプキンス教授の主張が学会の主流派になってるかも。あ、そして、墓守の宿命が無くなるからマリクが地下生活しないかも。ぐれないかも。そうすると童実野町で古代エジプト展を開く必要も無くなるかも。

 あ、それと、ちょっと怖いこと考えた。古代エジプトって生まれ変わりの概念が無くて、来世の楽園に復活してそこで永遠に生きるって考え方だけど、現世に来たい場合は「バーを呪文によって地上に派遣する」って感じなわけで。

 生まれ変わりの概念が無いのに瀬人やイシズさんやじーちゃんがいるのは何故か? 彼ら、派遣されてたバーなんじゃ? という疑惑。派遣の理由は「王に3000年前以上の力を持たせ」「ゾークとの再戦に至らせ」「勝利させる」ため。

 この3人って、皆、闇遊戯にカードを渡してるんだよ。イシズさんはマリク挟んでだけど。そしてこの3人がいなかったらバトルシティは開かれてない。そしてこの3人によって1度ずつ、闇遊戯は「絶対に勝たなくてはならないデュエル」をしてるんだよ。

 じーちゃんはペガサスに魂をカメラ送りにされた時、瀬人はペガサスに魂抜かれた時、イシズさんは闇マリクが出てきてしまった時。そしてこの3人は闇遊戯に勝つことを求める3人でもあると。「お前ならあの少年に勝てる」「(略)ロード」「弟を救って下さい」。この3人は応援じゃなくて求めるんだよ。

 力を渡し、ゾークとの再戦の舞台を整えつつ、「勝つこと」を叩き込む。そのために冥界から派遣されてきたバー疑惑。本体(カー)は冥界にいる。

 だとしたら、3000年前の歴史が書き換わって「王が死ななかった」ルートに入った場合、バーが派遣される理由もなくなるわけで。封印されてないアテムが闇遊戯として現れることも無いし、瀬人・イシズさん・じーちゃんが冥界から派遣されてくることも無くなると。

 つまり、瀬人とイシズさんとじーちゃんは現代に存在しない、ということに、なるかも……? 墓荒らしの必要も墓守の宿命も無くなってるからじーちゃんとイシズさんはそんなに不在の影響無いかもしれない。ただ、教授は落盤事故で命を落とし、考古学の発展が遅れるかもしれない。

 でもそれも、教授が学会で自説を証明する時まで存命できない=古代エジプトと魔物の関係が解き明かされない=歴史が変わる前の現代と同じ状態、で、歴史が変わっても必要最小限の歪みしか発生させないための措置とすれば。

 大きな歴史の変化は出来る限り起こさない、そんな見えざる神の意思。でも、それも、歴史の変換ポイントまでのことで、アテムの帰還後に当たる時間、ここから先は、変化の影響を大きく受けるのかもしれない。

 例えば、ここからが怖い話ですけど、瀬人がいないってことは、KCはいまだ軍需産業なわけで。アニメ混ぜると、瀬人が連れてこられなければ剛三郎は乃亜への関心を失わず、乃亜のコアを更に発展させたかもしれない。そして、乃亜は多分ソリッドビジョンに辿り着ける。

 それは乃亜の頭脳を鑑みてもそうだし、歴史の歪みを最小限にするなら瀬人がいなくてもKCに関わる別の誰かがソリッドビジョンを生み出さなくてはならないからというのもある。そして、瀬人がいないから、軍需産業のKCの許でそれは兵器化する筈。

 そして、聞いた感じ、なんか5D'sはデュエルが兵器化して滅びの未来らしいので、劇場版も確かそんな感じだったので、KCのゲーム部門ではデュエルに使われたソリッドビジョンと兵器のソリッドビジョンが融合して滅びの未来、で、辻褄合うような。

 だから「デュエルが無くなれば世界は滅びない」はある意味ではとても正しい、と。パラドックスは多分惜しかった。あのタイミングでデュエルが無くなった場合、魔物たちはすでにカードに魂を移している状態だからデュエル以外では王に力を与えられなくて、デュエルが無ければ再戦しても勝てない。

 王がゾークに勝てなければ、歴史の書き換わりは行われない。時代は原作で書かれた筋書きの通りに進む。KCは軍事部門を廃してゲーム部門を主力とし、ソリッドビジョンはゲームのために発展する。デュエルが兵器化しないから、デュエルによる破滅の未来は訪れない。

 それだとGXは? GXは、登場した瀬人があまりにも年を取っていないために考えたことがあるよ。あの世界は、実は丸ごとバーチャルリアリティなのでは? 前に考えた時は瀬人の死後に瀬人が乃亜化したのかなと思ったけど、歴史の書き換わりを意識するなら、剛三郎が拡張した乃亜の世界なのでは?

 あの瀬人は、バーチャルリアリティの世界に住む「海馬瀬人」というキャラクター。歴史の歪みを最小限にするため、つまり王の帰還前に行われていた「乃亜と瀬人を競わせる」を行うため、見えざる神の意思によって剛三郎が設定したキャラクター。

 また辻褄の合うことに、GXには軍事関係の人物が登場してたよね。ここで乃亜が軍事とデュエルを結び付けることを思い付いたとしたら? 破滅の未来はすぐそこに。王の帰還後ではいけない。その前に、デュエルを無くさないといけない。最初に知っていればパラドックスは成功したかもしれない。

 パラドックスの失敗は、未来の世界で遊星君に時空の越え方を見せてしまったこと。だから遊星君と十代君が遊戯の時代に来てしまって、折角デュエルを無くせたかもしれないチャンスを棒に振って負けた。あの時遊星君が時間移動をしていなければ遊戯も移動できず、惨劇を阻止できなかった。

 魔物がカード化する前だとデュエルが無くなっても別の何かで王に力が渡され、結局は歴史の変換が行われたと思われる。その場合は、その「別の何か」に瀬人が関わっているんだろうから、書き換えで瀬人が消えたあと歴史の歪みが吸収される過程でそれが乃亜のテリトリーに入る筈。

 だから、デュエルが消えるタイミングは劇場版のあの時でなければならない。瀬人・イシズさん・じーちゃんが王とゾークの再戦に向けての下準備を終えてしまい、もうあと戻りができなくなったあのタイミング。パラドックスは惜しかった。

 結局歴史は書き換わってしまったので、歴史は書き換わらない。書き換わると書き換わらなくなるこの矛盾。原作時間基準で考えて3000年前の歴史は書き換わり、僅かに押さえつつも歴史は歪み、そして変換ポイントである王の帰還以降に歪んだ歴史に基づく未来が始まる。

 滅びの未来は回避できないのか? どこかでもう一度歴史の書き換えが起きれば或いは。そして、その書き換えを行うためにパラドックスたちが過去に介入してるわけで。介入の結果が解るのは5D'sの最終回?

 だけど、介入して歴史が書き換わったとしても、歴史が歪みを最小限にしようと動くなら、結局は「滅び」という大きな筋書きは変わらない筈。だいたい、滅びの未来が無いなら未来人がデュエルを消しになんて来ないわけで。でも消しに来ないならデュエルは残り、滅びの未来へもそのまま進む。

 滅びの未来が来ないなら滅びの未来の原因を取り除く必要も無い、でも取り除かなければ滅びが導かれる。これは解決不可能な矛盾のような。あ、だからパラドックス(=逆説矛盾)なのか。

+++

 以上! 遊戯王シリーズをシリーズとして見ると? を考えてみた結果でした。歴史が書き換わった時の影響範囲は小さくて大きい。歴史は矛盾を認めず歴史の歪みはできる限り小さくなるように動くというのはタイムマシン理論です。ある人が自分の祖先を殺そうとしたらどうなるか? →例えばそれを銃でしようとした場合、その人が入手する銃弾はかなりの高い確率で発砲不可能な不良品だろう、という。
 しかしこう考えると結局ゾーク大勝利ってことになるんでしょうか。3000年前と現代では無理だったけど、未来、滅びは訪れるのです。ゾークが関わったそのことが原因で。これぞ元祖ラスボスの貫禄・・・?


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