注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
Calendar
<< 2025/03 >>
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      
AdministrativeLink
 平安パロ続き! 帝の使者がやってきました。例のごとくに古文調と訳文調。


+++

古文調:

 日の経ちて、西京の屋敷に賢き御方の御遣い参られければ姫惑はさる。男の身にて単など着つるはもの笑ひならむべしとて隠れ、弟君に迎えさすなり。
「主上曰く『我が御心、自ずと西京に向かわむ。世に花の無かりせばもの思はざるを、増して珍かに良きとは。とく宮に参らせたきかな』」
 とて仰せ言い伝へ奉る。弟君、兄の兄なるを知りければあさましきほどに驚きて、「主上いかにして花を御覧じけるかな。人の声にのみ世を騒がせど、ここの内には宮仕へしたまふべき際の方あらざりき」とぞ問ひける。
 隠れて耳そばだてし姫も、先の男、帝と知らざりければとかく驚きぬ。
「『何がさてこの文渡すべし』とは御方の仰せなり」
 御遣いかく申されて預けらるる。
「重ねて申し上げるに、我が家に宮へ仕ふべき方はおらざれば、御文も故無きものとぞ思われる」
「なれば音に聞こえし方やよし」
 とて、置きて帰りぬ。


訳文調:

 日が経って、西京の(姫の)屋敷に賢きお方(=帝)の御使者がやってこられたので姫は困惑させられた。(姫は、)男の身で単(=女物の服)など着ているのは(人に見られたら)もの笑いの種になるだろうと言って(使者から)隠れ、弟に(使者を)迎えさせる。
「主上(=帝)が仰るには『我が心は自然に西京(の姫)のことを思ってしまう。世の中に花が無ければ(それについて)もの思いに耽ったりしないが、存在する上に珍しく美しいとは(=噂が嘘で姫などいなかったならもの思いに耽りはしなかったが、本当で、しかも(男姫という)珍しさ、かつ美人だとは)。是非とも宮中に来させたいものだ(=入内=自分の側室にしたい)』」
 と(使者が帝の)仰ったことをお伝えになる。弟は兄(=姫)が兄であることを知っているので大層酷く驚いて、「主上はどのようにして花を御覧になったのだろうか。噂だけは世の中を騒がせているが、この屋敷には宮仕え(=側室入り)なさるような身分の方はいらっしゃらない」と問う。
 隠れて(二人の会話に)耳をそばだてていた姫も、先日の男が帝とは知らないのでこのように(とても)驚いた。
「『ともかくこの手紙を渡せ』というのが帝の仰せである」
 御使者はそう申されて(弟に帝の)手紙をお預けになった。
「何度も申し上げるが、我が家に宮仕えをするような方はいないので、手紙も(預かったところで)どうしようもないと思われる」
「それならば噂の元の方(に渡してくれればそれ)でよい」
 と言って、(使者は手紙を)置いて帰った。


+++


 わけあって女装子萌えるよ女装子・・・! 不本意ながら女装とか萌えじゃないですか・・・! 不本意ながらの理由はまた追々。迷信的な感じの予定です。
 ところで平安平安言いつつ同時並行でセネトも書いてるので、なんだか頭がパーンってなりそうです。セネトはまた書き上がったタイミングで更新しに来ます。この土日のどっかでは更新できる・・・気がする・・・! 分量はやっぱりちょっと長めになりそうです。途中で切ると逆に次が短くなりそうなので、詰め込んでここで五章終わりにしちゃいたい。
 さて、では続き書いてきます! 今日は最近じゃ珍しくちゃんと早い時間に日記でした!


 拍手有り難う御座いました! 女装子萌える・・・
 ちょっと時間が無いので今日は昨日のの訳だけ! 時刻改竄凄まじい感じにもうすぐ朝です・・・


+++


 生垣のところから(帝が)声をお掛けになるには、

    (噂として)音(=人の声)でだけは美人がいると聞いていたが、(実際に見てみると)実に珍しい花(=男姫)が咲いているようだ。

 (帝の声に)男姫は振り返って眉を顰めると、

    春風の音(=人の立てる噂)に惑わされてやってくる虫(=この場合は帝)が憐れなことだ。花(=噂されているような美女)など存在しないというのに。

 とだけ申し上げて(御簾の)内に戻った。庭にいる白猫も続こうとする。


+++


 まだ帝とは気付いてない感じ・・・? 気付いててもいいんですが、気付いてて虫呼ばわりはあんまりといえばあんまり。虫は害虫でオブラート破ると勝手に入ってきた不届きものみたいな意味に。・・・まぁ、瀬人なら帝と解ってても言いそうですね! ついでにオブラートゼロ枚で歌だけ訳してみると、「美人がいるとは聞いてたけど男だとはビックリしたぜ! でも美人だなお前」「何が噂だこの不法侵入者め。美人などいないからさっさと帰れ」みたいな言い合いになるという。好きで姫してるわけじゃないので愛想の悪い瀬人ですよ。
 因みに白猫はブルーアイズのイメージ・・・


 拍手有り難う御座いました! 平安の萌えどころは歌挟むところですよね!
 昨日の平安パロな古文調の文を現代語訳してみました。昨日のままじゃ古文忘れた人に優しくないとさっき気付いた・・・さっき、昨日の見返して自分でアレ?ってなって気付いた・・・
 というわけで現代語訳、と、続き。当然ですがエセ古文のエセ現代語訳なので現在進行形で古文やってる人は参考にしたら駄目です絶対。


+++


現代語訳:

 どの帝の治世の頃であったか、西京に美しい姫の噂があった。多くの(位ある)男たちがその姫を妻にしようと文などを送ったが、望みを叶えられるものは無く、加茂川の水位が彼らの涙で嵩を増すばかりである。(当時の)帝はこの話をお知りになると(一般貴族程度に)身分の低いものの格好に変装して、西京(の姫のところ)をお訪ねになった。
 (噂で)お聞きになっていた(姫の)屋敷の中を、(屋敷の周りの)生垣から(覗き)見ると、大層淋しい様子である。(姫の)父は大納言、母も良家の出であったが、両親がともに亡くなってしまって後ろ盾も無く、ただ幼い弟とのみ暮らしているのだ。
 人気が無いのをいいことに、帝は更に生垣に近付いて、姫君のいる御簾を見付けた。(御簾の下の)隙間から覗いている着物は、浅縹(=水色)に光沢のある濃色が重なっていて、布地の柄は古いが雅のなんたるかを知っているようなので(噂の真偽について)期待が膨らむ。一目見たいと(帝が)お思いになられたところ、運がいいのか、内側から白猫が飛び出して御簾が翻ったのであったよ。
 姫君が猫を追って立ち上がられ、すると(帝を)驚かせるのは(姫君の姿)そのものである。姫君は、姫というには大層背が高く、(猫を)呼ぶ声の低さは男のものでこそある。


続き:

 垣より声掛けたまふに、

    音にのみ あはれなるとは 聞きしかど げに珍しき 花の咲くらむ

 男姫見返りて眉顰むれば、

    春風の 音に惑ひて 入る虫の 憐れなるかな 花など無きに

 とぞのみ申して内に戻りけり。庭なる白猫続かむ。


+++


 古典萌え! しかし私の和歌にはセンスが無い・・・脳内の萌えを自動で形にしてくれる機械とかできませんかね。古典モードとか現代文モードとか付いてるやつ。使い過ぎると表現力無くなりそうですが、和歌だけとか表現に詰まったところだけとかに使ったら凄く便利な気がしますよ・・・!


 拍手有り難う御座いました! 平安萌えー!
 先日のチャットでファラセト平安パロな話題が出たのですが、なんだか物凄く滾り過ぎてその後もあれこれ考えてたら、妄想が変なところに行き着きました。平安萌える、というか古典の文体萌え。
 そんなわけでちょろっと古典の文体で萌えを綴ってみますですよ。大まかな内容としては、男の子に女の子の格好をさせて育てると丈夫になるという迷信を信じた親の所為で女装子な瀬人に美人の噂が立ってしまい、その真偽を確かめようとした帝(=ファラオ)に実は男だとばれた・・・のに、真実を隠したまま宮中に来るよう言われてしまってさぁ大変。半ば嫌々ながらも桐壺(帝の殿から一番離れたところにある側室用の部屋)に入るが、急に現れて帝の寵愛を掻っ攫っていく瀬人は他の女御らによく思われず云々かんぬん。以降は源氏物語の桐壺と浮舟を混ぜ合わせたような感じです。
 まぁ、古典の文体も萌えるんじゃないかと書いてみたけど現代人一気に古典語訳なんてできない。ので、↓は取り敢えず冒頭のみ。古典文体・・・萌えじゃないですか・・・?

 いづれの御時にや、西京に色良き姫の噂ありけり。数多の殿御これを得んと手を送れど、叶うもの無く、加茂の水、涙に嵩増すばかりなり。今上の帝これを知りたまひて身を窶し、西京に訪ねられたり。
 聞きたまひける屋敷の内、垣より見ゆるに、いと淋しき様なり。父は大納言、母の家も良けれど、ともに亡くなりては後ろ無く、ただ幼き弟君とのみ住まいける。
 人気無ければ、帝、更に垣へ近付きて、姫君の御簾見付けたり。隙より覗きける衣、浅縹につややかなる濃き色重なりて、織り柄古けれどもののあはれを知る様なれば心当て募らむ。一目と思ひたまはれるに運や良し、内より白き猫走り出で御簾翻りけるなりけり。
 姫君猫を追い立ちたまひて、驚かすはそのものなり。姫君、姫なるにはいと身の丈優れ、呼ぶ声の低きは男にこそあれ。

 暫くちょみっとずつ古典語訳のターンします。古典文体、明らかに変なところがあったら添削歓迎。

 自分用メモ続行:ドメイン支払い、移転リンク修正


 拍手有り難う御座いました! ヒトデ難しいよヒトデ。
 昨日の絵を描きながら思ったことなんですが、ヒトデ部分のバランス取るの激しく難しいんですが、これ、どうにか簡単に頂点の位置決めるコツとかってないんでしょうか。現人神様は別格としても、遊戯をさらっと描いちゃう人はあれどうやってそんな瞬時にバランス見極めてるんでしょうか。慣れの問題? それとも天性のバランス感覚の問題? 天性のバランス感覚だとしたら今更どうにもならないので、努力で何とかなるレベルのコツが激しく知りたいです。
 しかしやっぱり絵柄変えるのは難しい・・・ジャンルごとにジャンルに合わせた絵柄で活動してる人とか器用過ぎて凄いです。不器用な私は昨日の絵を普段の五倍くらい時間掛けて描きました・・・うん、それは不器用過ぎるって知ってる! 主線の歪み直しに一番時間食った。割りにまだ歪んでるよというのは言わないお約束。
 その内アニメっぽい絵柄も一度はやってみたいなーと思いつつ、アニメ塗りなんてした日には主線どころか影だとか色の切り変わりまで全部くっきりライン引かなきゃいけないというこの恐怖。線って本当どうやったら歪まなくなるのか・・・

 激しく自分用メモ:ドメイン支払い・移転サイトさん貼り替え


 拍手有り難う御座いました! 難しかったですが偶には絵柄変えてみるのも面白かったです。
 埒が明かないから一回日記書きにきました。ただいま19時半。埒が明かないという決断はもうちょっと早くにするべきだったね。今日も今日とて時の魔術師に休日はありません。時間巻き戻し!
 で、何が埒が明かないかっていったら、更新できるかなできないかなどうかな的なことがです。セネト続きもうちょっとー。もうちょっと、でも切りどころが分からない・・・ここで切っていいような気も気もするし、しかしここで切ったら次が長過ぎじゃないかというような気もするし、どうしたものでしょうか。取り敢えずもうちょっと書いてみて切りのいいところに行かなかったらここで切る、切りのいいところが出てきたらそこまで、って感じでしょうか。というわけでもうちょっとぐだぐだ考えてから更新しますー。更新の時にリンク貼り直しもやる・・・!

 というわけであとでまた来ます。


 拍手有り難う御座いました! 更新したい・・・!
 朝が来た・・・移転リンクの貼り替えとか色々やろうとしていたのですができませんでした。明日(時の魔術師的な意味で)! と言いたいところですが、土曜の昼過ぎ~夕方まで少々家を開けるので、諸々そのあとになりそうです。更新も携帯からできたら楽なんですが、残念ながらこのサーバーは携帯から操作できないのでした。ブログとかは携帯から更新掛かるようにしてるんですが。
 そんなわけでちょいちょいお出掛け準備をするので今日はこれで!


 拍手有り難う御座いました! ゲームと原作、混ぜて考えるとカオスですけど面白いですよね!
 ゲームの攻略本見てたら思考回路が無限ループに陥りました。真DM封印されし記憶が古代エジプト第二王朝、原作古代が第十八王朝、真DM受け継がれし記憶が薔薇戦争、原作現代と真DM現代はどっちが先か不明だけど取り敢えず現代・・・
 ということは。まず因縁の初めは古代エジプト第二王朝です。この頃にはジョーノ君やアンズも見受けられます。この時には無事に闇の大魔神を封じてエンディングとなるので、誰も彷徨う魂化はしていません。ユギが一時的に現代に行ってましたが、これは冥界でなく現世の第二王朝に帰ってきています。そしてその子孫が受け継がれし記憶の赤薔薇のユギと白薔薇のセトです。受け継がれし記憶ということは、子孫であると同時に生まれ変わりとかそんな感じなんでしょうか。
 しかし受け継がれし記憶の前には原作古代の十八王朝ファラオのアテムとその神官セトが存在します。そしてこのアテムはパズルの中で三千年封印されっぱなしの筈です。そしてセトやアイシスやシモンやその他の人々も冥界に行ったまま少なくとも原作現代までは転生せずにそこにいる筈です。でも赤薔薇のユギと白薔薇のセト、双方の軍に付いていたイシズさんやシモンが存在するわけで・・・第十八王朝系の彼らと真DM系の彼らは魂的に別ものなんでしょうか。魂が二系統? や、ゲームと原作を混ぜるな危険というのは今は無視して下さい。
 二系統だとしたら、第二王朝の人々=薔薇戦争の人々=原作現代の人々、で、第十八王朝の人々=冥界の人々? しかし古代エジプトでは王はホルスの絶えざる生まれ変わりと言われたりしていたので、そこを踏まえると、第二王朝のユギ=第十八王朝のアテム、ということに。なんとも複雑です。
 混ぜるな危険ですけど、敢えて混ぜて考えるとカーとバーとかそういうものなのかなーと思えます。魂二種類。


 拍手有り難う御座いました! こっそりちくちくな瀬人は可愛いですよね!
<< Future  BlogTop  Past >>
|34|35|36|37|38|39|40|41|42|
BlogPet
突付くと喋りますが阿呆の子です。
BlognPlus


Template by Toko/A violet