注意! カップリングも傾向もごった煮の無法地帯です。苦手な方はUターンどうぞ。最近はシモネタにも注意した方がよさそうです。今日、昨日、明日。起きてから寝るまでが一日です。
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 乳香と没薬の楽園、って、響きが何となく素敵ですよね。古代のエジプトと同時期に存在したプントという国のことです。
 混血人種だった古代エジプトと違って黒人寄りだったと推測されるプント人ですが、詳しいことはイマイチ解っていません。何故ならプント自体が楽園に相応しくいまだどこに存在していたのか不明だから。多分紅海の南辺りだったんじゃないかな・・・と検討は付いているようですが。
 古代エジプト人にとっても謎多き国だったらしく、イメージで言うと桃源郷のような国を思っていたようです。金銀財宝系の楽園じゃなく豊かな自然の楽園ですね。国土の大半が砂漠だったエジプト人にとって、自分のところで幾らでも産出する金や貴石よりも、瑞々しい果物が採れる果樹園だとか乳香や没薬の方が憧れるものだったみたいです。古代エジプト的豪遊にはプント産のあれこれが欠かせません。
 具体的には乳香を焚き染めた上質な亜麻のシーツで眠るとか、宴のテーブルには桃や葡萄が載っているとか、ふと見ると装身具が金でなく銀だったりとか(銀はエジプトで産出せず輸入頼りだったので、金より高価でした)、王宮にはそれくらいゴージャスであって欲しいです。
 アテムは専ら金のイメージなんですが、セトは銀も似合いそうだと思います。あとセトの服は青とか紫とかですが、当時の青とか紫ってたしか馬鹿高い高級品だった気がします。プントではなく地中海の方の物品で、エジプトの中で高級なんじゃなくて地中海の方でも高級品というツワモノだった筈......
 流石セトですね。ファラオの軍帽すら被れるだけある。国が傾くほど重用されてたに違いありません。
 ところで重用と書くとビジネスライクな雰囲気ですけど寵愛と書くと仄かにいやらしくなってアレですね。


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